家づくりの進め方|注文住宅の流れについて解説
- 1月31日
- 読了時間: 8分
更新日:2月7日

今回は「家づくりの流れ」についてのお話です。
よく、「家づくりを考えているんだけど、どんな順番で進めていけばいいの?」と聞かれることがあります。
マイホームを持つ手段には
1.分譲住宅(建売住宅)
2.マンション
3.条件付き土地で建てる住宅
4.土地を購入して注文住宅を建てるなどがあります。
今回は4の土地を購入して注文住宅を建てるの場合についての進め方や流れのお話いたします。
注文住宅で理想のマイホームを建てたいと思ったものの、「何から始めたらいいの?」と悩む方は多いものです。
家づくりは長期的なプロジェクトですが、全体の流れを理解すれば安心して進められます。
このブログでは、家づくりを思い立った時から完成までの8つのステップをわかりやすく解説します。
ステップ①情報収集(1〜3ヶ月) |
まずは、自分たちの理想の暮らしをイメージすることから始めましょう。
家族でどんな家に住みたいか話し合うのも大切です。合わせて、これからの家づくりに求められている事柄(性能や耐久性や設備など)の情報を収集しましょう。
建築に係る法律の変遷や、これからどのように住宅を取り巻く法整備が変わっていくかを知っておくのも大切です。
住宅会社のモデルハウスや住宅展示場を見て回るのはまだですよ。
情報収集(イメージ):InstagramやPinterestで好みのインテリアをチェック、画像を集めておくとあとの打合せ時に役に立ちます。
情報収集(知識):Youtubeや書籍でこれからの住宅に求められる事柄をチェックしましょう。お勧めのYoutubeチャンネルや書籍は次回以降のブログで詳しく解説します。
理想の暮らしを言語化する:「開放的なリビング」「家事がラクな動線」などをノートに書き出しましょう。家づくりノートの作成をお勧めします。アナログに紙のノートでお気に入りの写真を張り付けていっても良いし、デジタルノートなどを使って画像を張り付けておくのもいいですね。
自分たちが住みたい家の性能やデザインを明確にする
ステップ①のゴールは自分たちが住みたい家のグレードを明確にすることです。注文住宅を検討するなら「耐震等級3・断熱等級6以上・全棟気密測定C値0.5以下」は最低確保したいところです。
ステップ②資金計画戸敷や予算の計策(1〜3ヶ月) |
次に、家づくりにかかる総額を把握し、無理のない資金計画を立てます。
どんな計画でも必ず時期と予算の決定が必要です。
時期が遅くなれば住宅ローンの完済年齢が上がり、希望通りの融資が受けられないことがあります。
また予算が無理であればどこを妥協するかも考えておかなくてはなりません。
まずは、自分の収入や家計の状態から全体の予算を把握。
そこから①でつかんだ自分たちが欲しい住宅の予算を差し引いて残った金額から土地と諸経費が出るかどうかがポイントです。
予算の考え方:住宅ローン+貯金+助成金+親様などからの援助=総予算。
住宅ローンの事前審査:借入可能額を確認しておくと、土地や建築計画がスムーズに進みます。
諸費用も忘れずに:登記費用、引っ越し費用、家具家電の費用も考慮しましょう。
土地エリア:土地は立地によって大きく価格が変わります。駅近で環境も良く地価の安い土地は存在しません。どこまで許容できるを決めておきましょう。
自分たちの家計に見合った、建物・土地・諸経費の金額を掴む
ポイントは総予算ー自分たちの欲しいグレードの家の予算=土地+諸経費です。
注文住宅を建てるのであれば、欲しいグレードの住宅予算を優先しましょう。土地の優先度の方が高ければ注文住宅よりもマンションや分譲(建売)住宅の方が向いている場合もあります。
ステップ③建築会社選び(1〜3ヶ月) |
ステップ①、②で自分たちが手に入れたい家のグレード(性能や価格帯)などを明確にしてから、住宅会社選びを始めましょう。
あらかじめ、建築会社のホームページなどで、その会社がどれくらいのグレードの家づくりをしているかあらかじめ調べておくとスムーズです。
それから、住宅展示場やモデルルームを見に行っても良いし、各住宅会社さんが開催している家づくり勉強会や相談会に参加してもいいですね。
家づくりの成功は、なんといってもパートナー選びがカギを握ります。その会社や会社の代表者、また担当者と話をする中で、「この人となら楽しく家づくりを進めれそう」といった直観も案外と大事です。
手に入れたいグレードの家が造れる建築会社を探す
選択肢を比較する:ハウスメーカー、工務店、設計事務所など。
依頼先選びのポイント:施工事例、担当者との相性、アフターフォロー体制。
自分たちが住みたいグレードの家を造っている住宅会社から選ぶ
最初に決めた「自分たちがこれから安心して住んでいけるお家」を普段から標準仕様として造っている住宅会社を選びましょう。構造や性能は普段からやりなれているものでないと品質が安定しません。。
ステップ④土地選び(1~3ヶ月) |
建築会社が決まったら、そこと一緒に土地探しを始めましょう。
土地探しの前には事前審査もすましておきましょう。
また、土地選びの際の優先順位も明確にしておくことが必要です。
土地は生もの。いい土地はすぐに売れてしまいます。プロから土地の見極め方を教えてもらって、自分たちで探し、ピックアップしてからプロに確認してもらうのがいいでしょう。
立地条件を確認:通勤・通学の利便性や治安、周辺環境を検討。
プランとのバランスを考慮:日当たりや接道状況が間取りに影響します。
土地探しはプロと一緒に:工務店や不動産業者と相談して進めます。
いい土地がでたらすぐに決断できる準備を整えておく
じつは、「失敗しない土地選び」は事前にどれだけ準備を進めておくかにつきます。全体の資金計画の中から土地に回せる予算の範囲を決めておく。土地扱いに詳しい建築会社をパートナーに選ぶ。事前審査なども先にすましておくなどの用意をしておくことで、良い物件が出た時に、すぐに申込できる準備が整います。
ステップ⑤設計(2〜4ヶ月) |
土地が決まるといよいよ基本設計に入ります。
基本設計とは、確認申請に必要な最低限の図面や資料です。
主だったものでいうと、建物の配置、平面図、立面図、断面図などがあります。
ステップ①で考えていた自分の住まいに対する希望を建築会社に伝え、初回のプレゼンを楽しみにしましょう。
初回案が気に入らなかったときは素直に、どこがどんな理由で気になるかを伝えていきましょう。
基本設計が終われば実施設計。展開図などでスイッチやコンセント、棚の高さなど、部屋内の高さ関係の情報を決めていきます。
床壁天井の素材や色決めも行います。明細が決まって詳細な見積書も完成し、次のステップの建築請負契約に繋がります。
家族の要望を整理する:「明るいリビング」「収納たっぷり」など優先順位を決めましょう。
設計打ち合わせ:建築士と理想を形にしていきます。
基本設計と実施設計:基本設計では確認申請に必要な図面を。実施設計では色決めや詳細、細部の納まりなど施工に必要な図面を作成します。これらの打ち合わせを進めて、詳細な見積書が出来上がります。
着工前に図面を固めておく
着工してからも決めていくこともできますが、できれば着工前に、すべての図面が揃っている状態を目指します。思わぬ予算アップや現場での間違いを防ぐことができます。
ステップ⑥契約・着工準備(1〜2ヶ月) |
図面が完成し、見積もりが確定したらいよいよ契約です。
工事が始まっても変更できる場合もありますが、工事途中の変更は様々なミスを誘発しますし、予算オーバーの原因にもなります。
見積内容と図面をよくチェックして建築請負契約に挑みましょう。また着工前には地鎮祭をする場合もあります。
どの程度の地鎮祭にするかで費用も異なりますので建築会社さんとよく打合せをしてくださいね。
詳細見積もりの確認:内容に漏れがないか、不明点は必ず質問しましょう。
契約締結と着工準備:建築確認申請など、必要な手続きを行います。
地鎮祭など、着工前の行事:地域の風習に合わせて実施します。
ステップ⑦着工・上棟 |
いよいよ着工です!家づくりのスタートです。
概ね着工から1ヶ月ぐらいで家の骨組みが出来上がる「上棟」のタイミングとなります。
この時には上棟式をされる場合も多いので、建築会社さんと前もって打合せしておきましょう。
工事進行中は、工事会社さんの許可を取って、たまに現場を見に行くことをお勧めします。自分の家が出来上がっていくところを見るのはめったにない機会です。
建築会社さんのそれぞれのこだわりが現場にはあります。よく見ておきましょう。
基礎工事から上棟、内装工事まで
工事中の現場見学もワクワクする時間
工事中も定期的に現場を訪れよう
現場にはいろんな工具があり、注意して見学しないと危険です。前もって建築会社さんと打合せし、見学の時は指示に従って見るようにしましょう。
ステップ⑧完成・引き渡し |
いよいよ完成です!完成時には建築会社による検査と施主自身の検査が行われます。
第3者の検査機関の検査も入ります。
とくに施主検査の時は気になるところは遠慮なく指摘しましょう。
立会いチェック:キズや不具合がないか確認します。
鍵の受け取りと引っ越し:ワクワクの新生活がスタート!
アフターメンテナンスの確認:長く快適に暮らすために大切です。
引渡し前にしっかりと確認を
施主検査時にどこを見たらいいかわからないという場合もあるかと思います。次回以降のブログで詳しく解説いたします。


